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主にONE PIECE(ルナミ)の小説を書いています。不定期更新ですので、いつ更新されるかわかりません・・;
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秘密。秘密。

これは私と彼だけの秘密。





です。一応念のため年齢制限を加えさせていただきます。
17歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

ルナミでパラレル設定です。

不快な思いをされてもこちらは一切責任を問いません。苦情も受け付けません。
全て自己責任でお任せします。

大丈夫だ!という方のみお入りください。




誰にも言わない。


誰にもいえない秘密があるの。


秘密よ秘密。



私とあなただけの秘密




成り行きで好きでもない人と付き合う事になった。


その人の告白は冗談だと思ったし、それにその人はお金持ちだったから からかうつもりで


告白されたとき、笑顔でうなずいた。


どっきり企画ではないけど、あとで嘘。というつもりだった。



でも、別れるに別れられないで困っている。


私の自分勝手で告白に応じ、冗談交じりで頷いたのよ、と言う事にも気が引けていた。


その人はちょっぴり純粋で、傷つきやすい性格だから。それに、あまり話も合わない。


まだ付き合って半月ほどだし、そろそろいいかなと思ってはいるものの上手く別れ話を切り出せないでいる。


私だって、その人なんかよりも気になってる人はいるし、付き合うなら彼のほうがいいかなって何回も思っている。



「よぅ!ナミ!!」

「ルフィ・・・」

時は放課後。誰もいない3年4組の自分の席で悩んでいるところに、私より一つ下の男の子、ルフィが話しかけてきた。


「お前最近元気ねぇな」

「あんたは元気がありすぎるのよ」


陽気に笑うその笑顔で教室に入ってくると、私は思わず噴出しそうになる。

彼とは気が合うというか、男子の中では比較的話しやすい。


「そういえばお前、5組のやつと付き合ってるんだって?」


私の隣の席に腰を下ろしたと思えば、いきなりそんな話題をふっかけてきた。


「そういうことには疎いあんたが、よく知ってるわね」

「あぁ、ウソップに聞いた」


どこに隠し持ってたのか、焼きそばパンを袋からとりだしてパクパクと食べだした。



「へぇ・・・ウソップから・・・」

「んんっ!サンジも言ってたぞ。ナミが他のヤツと付き合っちゃった~って」

「サンジくんも知ってるの?」

「ウソップが情報たれ流してるからな」



にっしっしと彼は笑い、焼きそばパンをペロリと完食してしまった。

食べ終えたと思うと、また今度は、メロンパンを取り出して食べている。

ウソップはルフィと同じクラスで確か2年4組。サンジくんは私の1つ上だからもう大学生なんだけど。

まさか、サンジくんにまで情報が伝わってるとは思ってもみなかったわ。



「あとで、縛っておくわ。あの長っ鼻!!」

「お前怖ぇな・・・。それより、お前が誰かと付き合うなんて思わなかったぞ。おれは。」

「何?私が恋しちゃいけないわけ?」

「意外だなーと思って」


このルフィの一言に腹が立った私はルフィの頭に拳骨をお見舞いしてやった。


「今度言ったらその口、開かないようにしてあげる」

「す・・・すびばぜん・・・」


一息ため息をつくと、口が無意識に動き出した。


「・・・好きな人ぐらいいるわよ」

「5組のヤツだろ?」


こいつは・・・・。

思わず殴りたくなる衝動を抑えて、必死に拳を押さえ込む。


「あんたは・・・・私があんなヤツ好きになると思うわけ?」

「お金持ちなところ。」

「なんでそうなるのよ」

「ナミはお金が好きだから」

「えぇ。確かにお金は好きよ。でも、人となると話しは別よ!」

「何で?」

「いくらお金をたくさん持っているからと言って、ほいほいついていかないわよ!」

「おれは肉がいいなー」

「は?」


ダメだ。こいつと話してて、ちゃんとした会話になったためしがない。

いきなりお肉がいいとか言い出すし。わけわかんない。


「・・・別れたいのよ。その人と」

「だったら別れればいいじゃん」

「あんたねぇ、簡単に言うけどそこまで人生甘くないの!わかるっ?!そんな簡単に別れられるんだったら苦労しないわよ!!!」

「ふーん。じゃぁどうやったら別れられるんだ?」

「そうね・・・。既成事実をつくるとか、浮気してるとか・・・そんな感じかしら」


何を私は、まじめに答えているのかしら・・・・。

そうよ、こいつに言っても状況は何もかわらないわ。

さっさと家に帰って、どうやって別れ話を持ち出すか考えなくちゃ!!


「なぁ・・・ナミ」


帰り仕度をしている私に、いきなり立ち上がったルフィは口を開く。


「何よ」

「秘密つくろうぜ?」

「秘密?」

「おれとナミだけの秘密」


いきなり何を言い出すかと思えば、秘密って・・・・。

子どもじゃあるまいし、秘密をつくるって、ばかげている。


「秘密って・・・何を秘密にするのよ」


鞄を背負おうとした瞬間、ルフィが強く私の体を壁に押し付けた。


「いたっ・・・ちょっ・・・何するのよ!」

「何って・・・秘密をつくるんだろ?」


そう述べた彼は私の唇を奪った。

抵抗しようにも、彼の強い力に阻まれこの場から逃げ出せない。

するすると私のネクタイは解かれ、白シャツのボタンを一つずつ彼は外していく。


「ちょっ・・ヤダ!何脱がせようとしてんのよっ・・!」

「こうしないと秘密つくれねぇ」

「秘密ってそうい・・・あっ、んっ・・んぁ」


言葉を遮るかのように胸を揉まれる。

胸に舌を這わせながら揉んでくるから思わず声が漏れてしまう。

こんなの嫌だ・・・。

こんなのルフィじゃない・・・。


「る・・ふっ・・・あっ・・ぁん・・」

「やっぱりお前可愛いな」

「やだ・・・るふぃ・・・・いやぁ・・・・ぁあっ、あっ・・・んん・・」

「これはおれとお前だけの秘密」


彼にそう言われた直後、その行為は終わった。

胸部に痛みが少し伴ったと思えば、何箇所か赤い花が咲いていた。

私だけ息は荒かったが、彼は呼吸一つ乱れていなかった。


「・・・・・何でこんなこと・・・したのよ」


涙を必死にこらえながら、ルフィを睨んでやった。

そうよ。なんでこいつなんかと、やる手前までいかなきゃいけないのよ。


「これで別れる口実できただろ?」

「えっ・・・・」


そういうと少し乱れた自分の服装を整えて、いつもの笑顔で教室から出て行った。


そんな・・・

別れる口実をつくるために・・・?

だからってなんであんなこと・・・もう少し別のやり方だってあったじゃない


・・・・まだ、ルフィの温もりが胸に残ってる

別れる口実って言ったって・・・


この花・・・あの人に見せられるわけないじゃない。

見せたら秘密じゃなくなっちゃうのよ。


ホントバカなんだから。



私とあんただけの秘密にしておいてあげる。


それにもう、別れる理由も見つかった。


だから、今度は私からあなたに ちゃんと言うわ。





秘密。秘密。

これは私とあなただけの秘密。


この花の秘密は、誰にも教えてあげないの。



秘密、秘密――――――――








*  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

なんじゃこりゃー!!
意味わからない話になった。結局何がしたかったんだ??
ただ、単にルフィにナミを襲わせてみました。ナミ攻めが基本好きです(ぇ

この後まだ続くんですが、夜の世界になるので掲載しませんw
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